膨張剤、ひび割れ抑制 ▮膨張材コンクリート構造物にひび割れが発生した場合、構造物の耐久性・水密性を低下させる等、直接的な弊害をもたらすだけでなく、外観も著しく損ねてしまいます。膨張材を使用することで水和反応初期にコンクリートを膨張させ、ひび割れの原因となる収縮を相対的に低減し、ひび割れの抑制に繋がります。収縮を低減するため、収縮が要因となる乾燥収縮ひび割れや、温度ひび割れに有効であり、特に温度ひび割れのリスクが大きいマスコクリートでは対策として膨張材を使用する例が多いです。また温度ひび割れ対策として膨張材を使用する場合は、温度応力解析により事前に効果を検証することが重要です。温度応力解析を活用することで、膨張材が必要な部材を判断可能となり、効果的な膨張材の使用を実現します。詳しくは温度応力解析のページでご紹介しますのでご覧ください。 >>>温度応力解析ページへ