お電話でのお問い合わせはこちら

受付時間:9:00~16:00(土日祝を除く)

漏水・遊離石灰

一般的性状・損傷の特徴

 コンクリートの打継目やひびわれ部等から、水や石灰分の滲出や漏出が生じている状態をいいます。

遊離石灰とは

 コンクリートやセメント内の、ほかの物質とうまく結合できずに残った酸化カルシウムなどの成分のことです。雨水などの水分と共にひび割れを通じてコンクリートの外側へ析出し、一般的に白く見えます。

 構造物の性能に及ぼす影響としては、錆汁が茶色や褐色をしていること、多くの場合ひび割れなどを伴っていることから、美観・景観に関する性能の低下が挙げられます。

 錆汁自体がコンクリート構造物の性能、第三者影響度に関する性能に及ぼす影響は有りませんが、錆汁が鋼材腐食の結果として発生したものであるため、鋼材腐食に起因した構造物の性能低下が大きいことに注意しなければなりません。

 なお、内部鋼材の腐食が進行していても、浮きなどが生じている場合にはコンクリート表面に錆汁が見られない場合も有るので、一部にしか錆汁が無い場合でも十分な注意が必要でしょう。