9月26日『コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2018』～構造物の健康寿命を延ばすためのシナリオ～ に参加しました。
まず、(一社)コンクリートメンテナンス協会 徳納会長より、広島でのコンクリートの劣化状況についてのお話があり、今まだ取組んできた補修工法、補修材のフォーラムを行うと挨拶から始まり、「建設業をとりまく課題と今後の取り組みについて」徳田 浩一郎 氏 (九州地方整備局 企画部 技術管理課長)による建設業の現状についての講演がありました。
次に、「コンクリート構造物の劣化と補修技術」「亜硝酸リチウム補修技術と健康寿命」江良 和徳 氏（コンクリートメンテナンス協会 技術委員長）、「電気化学的防食技術と健康寿命」湯地 輝 氏（日本エルガード協会・CP工法研究会）、「長寿命化のための点検要領について」十河 茂幸 先生（近未来コンクリート研究会代表）、「コンクリート用塗料の性能と機能」～塗布型剥落防止塗料と視認性付加塗料～中丸 大輔氏（日本ペイント(株)）など、その分野のスペシャリストの講演がありました。
厳しい環境でコンクリート診断や補修提案をしてきたが、再劣化させないように腐食発生限界を理解して定量的な補修工法を提案できるように、勉強をしていきたいと思いました。
