地盤改良材
地盤改良に使用する汎用固化材です。
一般の軟弱土(砂質土、粘性土、ヘドロ など)の浅層改良や深層改良、建設発生土の改良など、幅広い土質や用途に適応した六価クロム溶出量低減型の地盤改良に使用する汎用固化材です。
地盤改良とは、構造物などを地盤上に構築するにあたり、地盤沈下・不同沈下の影響がおよびにくくするため、地盤に人工的な改良を加え安定性を保つために行なう工事のことです。
■特殊土とは・・・
天然資源を原料として製造されるセメントやセメント系固化材には、自然界に広く存在する天然鉱物の重金属(クロム等)が、極微量ながら含まれております。その為、セメントやセメント系固化材を用いた改良土からは、土質配合条件によっては六価クロム溶出量が土壌環境基準(0.05mg/l)を超える濃度で溶出することがまれにあります。
こうした、改良土からの溶出量が土壌環境基準を超えてしまうような土を総称して特殊土と呼びます。特殊土は有機物含有量や含水比の高い土質、火山灰質粘性土や底質などのように固化しにくい土質を言います。
- 施工方法
スタビライザーやバックホー等を使用し施工を行ってください。
雨水等が溜まっている箇所は、十分な排水等を行って水流のないところで施工をしてください。
充分に混合攪拌を行ってムラの無いように行います。
強度発現中や養生中に過度の荷重がかかると、所定の強度を発揮しないので注意して施工を行ってください。
- 注意点
1.固化材の品種の選択等、ご不明の点はこちらまでお問い合わせください。
2.セメント及びセメント系固化材を地盤改良に使用する場合、現地土壌と使用予定の固 化材による六価クロム溶出試験を実施し、土壌環境基準を勘案して必要に応じ適切な措 置を講じる必要があります。
3.セメント及びセメント系固化材を使用した改良土を再利用する場合、六価クロム溶出 試験を実施し、六価クロム溶出量が土壌環境基準以下であることの確認が必要です。
■製品ジャンル
地盤改良材
■一般分類
セメント系固化材
■一般名称
汎用(特殊土用)セメント系固化材
- [荷姿/公表価格]
- 荷姿:バラ・1tフレコン
- [積算価格]
「月刊 建設物価」((財)建設物価調査会編)および
「月刊 積算資料」((財)経済調査会編)の「固化材」の項をご参照下さい。
なお、ジオセット200シリーズは特殊土用の表記になっております。
詳しい価格はお問い合わせください
宮崎エリアのみとなります。